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トム・ハンクスの新作「FINCH」は荒廃した世界で人間、犬、ロボットの心の交流を描くSF感動作

今年9月15日に開催されたApple Eventでは新型iPhoneの他に、Apple tv+の新作として「Finch(原題)」の映像が一部公開され話題となりました。

ネット公開が続くトム・ハンクスの新作

映像配信サービスであるApple tv+は、他のNETFLIX等と比べればラインナップも地味で注目度はけっして高くはありませんが、「Finch」はトム・ハンクス主演なのですから気にしないわけにはいきません。
公開はApple tv+での独占配信となりますが、2020年以降のトム・ハンクス主演作としては「グレイハウンド」(Apple tv+)、「この茫漠たる荒野で」(NETFLIX)に続き三作連続でネット配信を中心とした公開となります。 劇場公開が見送られた(一部劇場でも公開)理由は言うまでもありませんが、コロナ禍による米国を中心とした映画館の閉鎖が影響しています。

「グレイハウンド」はソニー・ピクチャーズがApple tv+に売却、「この茫漠たる荒野で」はユニバーサル・ピクチャーズがNETFLIXに売却、「Finch」はユニバーサル・ピクチャーズがApple tv+売却。いずれも配給権のみの売却と思われますが、当初は劇場公開を前提として製作された作品でした。どの売却元もディズニー(Disney+)やワーナー・ブラザース(HBOmax)のように自社で動画配信のプラットフォームを持っていないので、売却も致し方なしといったところでしょうか。

ロボット、愛犬との心の交流を描く

物語は太陽の大変動により荒廃した世界が舞台。わずかに生き残った人類の一人フィンチをトム・ハンクスが演じています。フィンチはかけがえのない相棒で愛犬のグットイヤーとともに地下へ居住空間を開拓して生活しています。ロボット工学エンジニアでもあるフィンチは、自分の死後も愛犬の世話ができるようアンドロイド、ジェフを制作。やがてフィンチは愛犬、アンドロイドと共に安住の地を求めて旅に出ます。人間、犬、アンドロイドという奇妙な組み合わせのなかで心の交流が描かれます。
監督は「レポゼッション・メン」のミゲル・サポチニク。製作には「フォレスト・ガンプ」等複数の作品でトム・ハンクスと組んでいるロバート・ゼメキスが名を連ねています。

動画配信開始は11月5日

本作はもともと「Bios」というタイトルで製作が開始された後「Finch」に変更。完成後もコロナ禍で数度に渡り公開が延期、2020年10月にユニバーサル・ピクチャーズの配給により劇場公開される予定でしたが、それも見通しが立たなくなったため最終的にApple tv+でのネット公開となります。配信開始は2021年11月5日、日本での配信も同日となります。

公式サイト:Amblin Entertainment

動画配信サイト:Apple tv+

追記

最新予告編動画が公開

トム・ハンクスのコメント入り予告編が新たに公開されたので掲載の動画を差し替えました。ぜひご覧ください。

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