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米国では、まだ新型コロナウィルスの感染拡大が深刻な状況であり、現時点でもロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークでは映画館が閉鎖されています。その他の地域では営業が再開されているものの定員に制限を掛けられており、まだまだ厳しい状況が続いています。
これを受けて、アカデミー賞を運営する映画芸術科学アカデミーは、2021年2月28日に予定されていた授賞式を同年4月25日に延期。さらに、ノミネート対象作品とするための規則も大幅に緩和しています。以下にその内容をまとめました。
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変更前
ロサンゼルス郡内の映画館で上映されていること。 -
変更後
ロサンゼルスに加えて、ニューヨーク、サンフランシスコ（ベイエリア）、シカゴ、マイアミ、アトランタで上映された作品も対象とする。
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変更前
連続7日以上の期間で最低1日に3回以上上映されていること。 - 変更後
「連続7日以上の期間」について変更はないが、「映画館」としてドライブイン・シアターでの上映も対象とされ、これについては1日に1回以上の上映があればよい。
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変更前
劇場公開以前に放送やストリーミング配信等で公開されている作品は対象外。 -
変更後
劇場公開から放送やストリーミング配信等の公開に切り替えた場合でも対象とする。ただし、公開から60日以内に Academy Screening Room で視聴可能な状態にしておく必要がある。
［参考］映画芸術科学アカデミー公式サイト / ルールと資格（英語）
www.oscars.org, 93RD OSCARS RULES
Academy Screening Roomとは？
コロナ禍を乗り切る！アカデミー賞が始めた映画ストリーミング配信 "Academy Screening Room" とは？
