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NETFLIXが「花嫁のパパ」のPART3をイベントとしてライブ配信。サプライズゲストはあの大物俳優!

この記事はネタバレを含むので動画を見てから読むことをお薦めします。

NETFLIXが "Father of the Bride Part 3 (ish)" (花嫁のパパ3 風)をYouTubeとfacebookでライブ配信して話題になっています。タイトルの(ish) とは「~風の」という意味を持ちます。つまり、正式なPART3ではないスピンオフ的な短編という位置づけです。

「花嫁のパパ」は1950年に公開されたスペンサー・トレイシー主演の「花嫁の父」を1991年にリメイクした作品。主演として、スティーブ・マーチンとダイアン・キートンが花嫁の両親を演じています。花嫁はキンバリー・ウィリアムス。ウェディングプランナーとしてスティーブ・マーチンの盟友マーチン・ショートが脇を固めています。
内容はオリジナルである「花嫁の父」を踏襲するストーリーで、娘から突然結婚を告げられた父親が結婚式を終えるまでのエピソードをコメディ仕立てで仕上げたホームドラマ。 この一作目はウェルメイドなアメリカ映画としてよくできており、興行成績も良好だったことから1995年に続編「花嫁のパパ2」が製作されました。

オリジナルキャストと監督が再集結

今回のライブ配信では、監督のナンシー・マイヤーズ、主演のスティーブ・マーチンを始めとしたオリジナルキャストが集められました。冒頭ではリース・ウィザースプーンがホストとして登場し、本シリーズの概要を紹介しています。
本編はテレビ会議上の会話形式でショートストーリーが展開するというもの。今回は主人公ジョージの息子、マティ(キーラン・カルキン)が結婚を発表します。その結婚相手レイチェルもテレビ会議に登場ますが、このあとがサプライズ!レイチェルの父親役としてロバート・デニーロが登場します。そしてテレビ会議上で簡易的な結婚式が行われますが、ここでシリーズでウェディングプランナー役を演じたマーチン・ショートが登場して式を盛り上げました。
バックに流れた音楽はパッヘルベルのカノン。一作目の結婚式でもカノンが流されていて、このあたりはマイヤーズ監督のこだわりなのかもしれません。

米国ではいまも人気のホームムービー

この内容からすると、今回の三作目風は「花婿のパパ」ということになりそうです。なお、お気づきの方も多いかと思いますが、この花婿を演じたキーラン・カルキンは、「ホーム・アローン」のマコーレー・カルキンの弟になります。
YouTubeのコメント欄には、正式なPART3を熱望する声が多く、一作目の公開から29年を経たいまでもシリーズの人気ぶりがうかがえます。

このライブ配信イベントは、コロナ禍で影響を受けている人々に食事を提供している "World Central Kitchen" への寄付を呼びかける目的で行われています。寄付はWorld Central Kitchen の公式ホームページで受け付けています。

World Central Kitchen公式ホームページ

追記

「花嫁の父」が三度目のリメイク

スティーブ・マーチン、ダイアン・キートン主演の「花嫁のパパ」シリーズとは別になりますが、「花嫁の父」がまたリメイクされます。オリジナルは1950年公開のスペンサー・トレイシー主演「花嫁の父」ですが、以来これで三度目のリメイクということになります。

今回のリメイクで特徴的なのは、設定がキューバ系アメリカ人の家族であるという点。花嫁の父親役はキューバ出身のアンディ・ガルシア、花嫁となる娘役をプエルトリコ出身のアドリア・アルホナ(6アンダーグラウンド)が演じます。スペンサー・トレイシー版もスティーブ・マーチン版も続編が製作されているので、アンディ・ガルシア版も好評なら続編が期待できるかもしれません。

出典:deadline.com

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